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ZAKIOLOGY

大学生が自由気ままに書いてるゆるブログ

功名が辻 司馬遼太郎  全4巻読み終わりました!

こんにちは

 

zakiozaです。

 

今回は、司馬遼太郎功名が辻について書いていこうと思います。

  ↓画像だけだけど、クリックするとアマゾンのページに飛びます

功名が辻 全4巻 完結セット (文春文庫)

 

 

今までも、一巻ずつ読み終わるごとに感想を書いてきましたが、今回は総集編ということで、四巻だけではなく、全体を踏まえての感想を書いていこうと思います。

 

ちなみに今までの記事はこちら↓

 

www.zakiology.work

www.zakiology.work

 

三巻は書いていませんが、また機会を改めて書いてみようと思います。

 

ざっくりしたあらすじを書いておくと、

 

山内一豊という武将と、その妻の千代がどうやって戦国の世を生き抜いていったのかという物語になっています。

山内一豊はたいした才能もなく、律儀な性格で、武功がすごかった訳ではないのにも関わらず、関ヶ原が終わり、そのときの論功行賞では、土佐24万石の大名にまで成り上がります。そのなかで、妻の千代はどうやって夫を支えていたのかということや、秀吉、家康などの政権争いについてなど、いろいろな付加知識を踏まえながら、物語が進んでいきます。

最終的には、一豊は、土佐24万石の大名になるのですが、権力からか、人が変わったかのように圧政をしてしまい、千代も悲しみ、息子の結婚のときに死んでしまいます。

 

 

 

 

この物語で、一番印象に残っているのは、功名が大きいのが良いことなのではなく、あくまでも身の丈に合った役職に就かなければ、部下が暴走したりして統率が効かなくなってしまうと言うことです。

 

一豊はたいした才能もなく、最初はただの武士で、ボロボロの伊右衛門というあだ名がありました。そのときに、千代と結婚して、そこから千代に支えられ、出世して行くわけですが、最終的にはその功名が大きすぎたばかりに、悲しい結果に終わってしまいました。

 

そこから、身の丈に合った役職、自分の能力が最大限に働く役職があるのだなと学びました。

 

一豊と千代が一番輝いていたのが、掛川6万石の大名として秀吉に仕えているときでした。

 

そのくらいが一豊と千代にとって最適な役職だったのだなと思います。

 

関ヶ原では、家康の東軍側についたことで、一豊はたいした武功はあげていないものの、秀吉の家臣としては誰よりも家康に忠義を尽くしたことが家康の高い評価につながり、土佐24万石の領地が与えられるわけですが、簡単には領主にはなれません。土佐にはもともと長宗我部氏がいたため、長宗我部氏に仕えていた武士たちの一揆が起こってしまします。そのときから一豊は疑心暗鬼になって、この領地を自分で支配できるのだろうかといつも不安に思っていて、それまでは千代の助言を第一に聞いていたのに、それを無視するようになりました。その結果、土佐の武士をたくさん殺し、虐殺をしてしましました。虐殺の計画を進めていたのは一豊ではなく、家臣団でしたが、一豊も土佐の武士の反乱を恐れていたため、その計画に加担してしまいます。

 

このように、自分の許容範囲をはるかに超える役割をもらうと逆に悪い方向に進んでしまうのだということをしみじみと感じました。

 

 

土佐の大名になるまでは、律儀で謙虚で千代と二人三脚で世の中を渡っていく姿が美しいなとも思っていましたが、最後の土佐の場面はとてもさみしいような気分になりました。

 

 

自分も、身の丈にあった役職をもらえるようにしたいし、自分には到底無理な大役は勇気をもって断る方がいいのかなと思いました。

 

かといって、身の丈にあったことばかりでも成長はしないと思うので、多少背伸びするのも大事なのかなとも思いつつ。

そこのバランスの見極めはしっかりしていかないといけないなと思いました。

 

 

今回は、功名が辻について紹介しました。

 

四巻もあるので大変ではありましたが、歴史好き、戦国マニアにはもってこいの作品だと思うので手に取ってみてください。

 

ではありがとうございました。